葬儀をおこなう上で知っておくべきことって？

いずれおこなう必要がある葬儀、そう頻繁にすることはないのでその時その時初心者のままで突然の葬儀を執り行うことになるかもしれないです。しかし遺族として知っておくべき知識はあります。

一般的な葬儀の流れを知る

人口の多い宝塚市、人口が多い＝いずれくる葬儀のためにサポート体制を整えている葬儀社もあります。
葬儀社には普段あまり関わることはないかもしれませんが、冠婚葬祭という大きな出来事においてとても力強いサポートを行ってくれるところです。
葬儀は人間生きている限り必ず関係するもの、両親や兄弟姉妹、親族……関わりのある相手の葬儀を執り行ったり、また自分の終活のときにも考えるべきことであったり、避けては通れない道となっています。
ですがいざ葬儀をするとなって、すぐに全てを把握して執り行えるかというとそうではないです。
また詳しい葬儀の流れについても詳しくはない、という人も少なくはないです。
遺族、当人、いずれにせよ一般的な葬儀についての知識はいれておきたいもの、まずは一般的な葬儀の流れについてご紹介いたします。

まず、お通夜、葬儀、告別式というものがありますが、葬儀と告別式の区別が曖昧になりつつあります。
本来これは別のものとされており、葬儀は亡くなった日の翌々日の午前中に催されるものとなっています。
そして告別式は亡くなった人に別れを告げる儀式とされており、葬儀には宗教的な意味での別れの意味が設けられており、告別式は社会的な別れの場として設けられています。
ですが近年ではその二つは並行して行われていることが多く、すべてひっくるめてお葬式、とされています。
日数を必要とする葬儀の形は現在はおこなわれることが少なくなっており、時間は短縮傾向にあります。現代社会ならではの変化ともいえるかもしれないです。

一般的な仏式の葬儀の流れとしては、受付、着席、お坊さんの入場、開式、そして読経といった流れになります。
以前は読経が終わった後に焼香をしていましたが、現在は読経中に焼香をすることが多くなっています。
そして弔電があればそれを読み上げて、挨拶、閉式、お別れといった流れになっています。

以前は葬儀には約三日程かけていることもありましたが、現在はこの流れを時間短縮している傾向にあります。
またお通夜に関してもおこなわずに一日葬を選ぶ人も多いです。
通常の葬儀をおこなわずに直接火葬をする直葬という方法も設けられています。
一般的な葬儀の流れはありますが、現在ではより選択肢が増えているので周りの理解を得たうえでもっと簡易式で低価格なご供養の形も取れるようになっています。

亡くなった後の流れを把握しておく

大事な人が亡くなった後、冷静に対応できるかというとけしてそうではないものです。
しかし流れというものは存在し、きちんと把握しておくことが大切となっています。
宝塚市にはしっかりサポートしてくれる葬儀社がありますので、事前にそこと話し合っておくのも大事なことです。
では亡くなったあとはどういう流れになっているのか？ご紹介致します。

まずは親族に連絡、亡くなった旨をいち早く伝えるのが大事です。
そして医師から死亡診断書取得、または死体検案書の取得をします。
そしてこの時に菩提寺、互助会、葬儀社などに連絡、葬儀社は病院と提携しているところもありますが、もし事前に相談しているところがあればそこに連絡がおすすめです。
話し合いをしているならば寝台車も菩提寺への連絡も葬儀社が動いてくれたりします。もし菩提寺が遠方にある場合でもお坊さん派遣サービスで日程のあうお坊さんを探すことも可能です。
そして遺体安置まで済むと葬儀の打ち合わせ、どういった葬儀を執り行うか、内容やスケール、予算で話し合いをします。
そのあとは死亡届の提出や火葬許可証の取得など、葬儀社と相談して準備をしていくのも可能なので、わからないことがあれば聞きながらやっていくのも可能です。

そして納棺、遺体を綺麗にして白装束を着せるのもこの段階です。
これに関しても葬儀社の担当者さんが着付けなどを行ってくれますし、また生前大事にしていた着物があればそれを着用させてもらうことも可能です。

そこからお通夜、次の日に葬儀や告別式、火葬、初七日法要、精進落とし、解散といった流れになっています。

こうしたざっくりとした流れはありますが、中にはわからないこともあるかもしれないです。特に菩提寺はどこか、というのがわからないという人も多いものです。
そうならないようにしっかり事前に確認しておくのが大事ですが、その場合でも戒名を手掛かりに探すことができる可能性もあるので色々な手段を把握しておくのがいいです。
互助会やその葬儀社によってはしっかりサポートしてくれるところも多いもの、宝塚市でももし菩提寺がない場合でも寺院を紹介してくれる葬儀社もありますので、いざとなったら頼ることができます。

葬儀社を選ぶポイントとは

葬儀は古くからの形式がありますが、近年ではそうした形式にとらわれず違った方法での葬儀をする人が増えています。
そのために新たな葬儀社を選ぶ人も多いもの、ではその葬儀社を選ぶ時に見落としたくないポイントはなんなのか？確認しておくべきところを紹介いたします。

まず一番大事なのはやはり事前相談です。
遠い話だから、とのんびりしているのではなく、どの葬儀社を選ぶかは事前相談でしっかり決めておくのがとても大事です。
宝塚市にもたくさん葬儀社がありますが、その数多い葬儀社の中から一つを選ぶことになります。
その葬儀社によってクオリティも内容も異なるので、しっかり事前相談で情報を得ておきたいところなのです。
スタッフの対応やサポートの広さ、そして内容やコスト面はとても比較しやすいです。
葬儀費用については低価格なところも増えていますが、中には大型葬儀会館をもっている葬儀社の場合ですと、そこを利用しなくてもその維持コストや人件費が組み込まれている場合もあります。
その場合関係ないコストまで支払わなくてはならないので、転嫁されていないかも確認が必要となっています。
総額でその葬儀費用は適切かどうか？しっかり確認していきたいところです。

そしてこの時気になるのが低価格での葬儀を行っているところはその分粗末になるのでは？というところです。
しかし低価格でもボリュームあるサービスを提供しているところも増えていますので、値段は勿論のことプランの内容を確認し、複数社比較してもっとも納得のいくところを選ぶのがおすすめとなっています。

また故人様によって希望される葬儀の形が異なります。
中には自由葬といって、音楽葬、絵画葬、コメント葬など通常の葬儀とは異なる方法での対応を必要としている方も多いです。
そうしたニーズに答えられて低価格での提供をしている葬儀社もありますので、是非検討をおすすめしたいところです。

葬儀は最後のお別れとして、とても大事な儀式です。
それを納得のいく形でおこなうためにも葬儀の流れの把握や葬儀社選びを事前にしておくのは必要なこととなっています。
突然訪れることがある別れ、今の内に準備を整えておき、そのときに備えておくのがおすすめです。
しっかり前もって打ち合わせをしておくことで慌てず落ち着いて、そしてサポートもしっかり得られた上で葬儀を執り行うことができます。